【社員インタビュー】あなたはどうして貝印に?海外営業職②
製造業で世界の人々の生活の質を高める
私は大学の早い段階から就職するなら製造業を選び、人々の生活の質を高めることに貢献したいと考えていました。貢献は日本に留まらず、広く世界の人々に対して行なえたらと思っていました。
一方で大学卒業後は就職すべきか、あるいは大学院に進学するべきかを決められずに悩んでいました。
そのような状態で私は大学2年の8月から3年の5月まで、交換留学でアメリカのケンタッキー州にある大学に行きました。
その時のホストファミリーは日本のハイブリッドカーに乗っていて、中古車なのにバッテリーの持ちが良く、いつも「日本製品は本当にクオリティが高い」と話していました。
その言葉を聞いて、私は大学を卒業したら日本の製造業に就職して社会貢献しようと決めることができました。
貝印は人々の暮らしに特化したメーカー
ただ、一口に製造業と言ってもさまざまな会社があります。その中で貝印を選んだのは約1万種類ものアイテムを製造していることが理由です。
しかもなにか一つの領域に特化しているのではなく、キッチンツールやビューティーツールから医療用のメスまで、さまざまな領域の製品を製造しています。
私は貝印を特定の領域に特化したメーカーではなく、人々の暮らしに特化したメーカーだと感じました。
私は貝印という会社を子どもの頃から知っていました。というのも、私の家で使っていたツメキリが貝印のものだったのです。
子どもの頃は家にあるものしか知らないので特に何も思いませんでしたが、中学生、高校生になるとほかのツメキリを使う機会も出てきました。
それらは私の家にあるツメキリとは違い、切れ味の持続がいまいちでした。そこから私は「貝印ってすごい会社なんだ」と思うようになったのです。
さまざまなサポートで入社後の不安が解消
私は海外事業部を志望し、貝印から内定をいただきました。そして希望通り海外事業部 家庭用品営業部に配属されることが決まりました。
自分で志望したものの、私は「右も左もわからない新人が海外の人たちとちゃんと仕事をすることができるだろうか」と急に不安になりました。
ところが、2020年2月頃から世界中でパンデミックが発生。私が入社する4月の頭には日本でも緊急事態宣言が発令され、入社後の研修は急遽リモートで行われることになりました。
コロナ禍が始まった頃はいったいどうなるのだろうと思いましたが、教育研修部の方々がいろいろなカリキュラムを用意してサポートしてくださいました。
そして海外事業部の方々も電話やメール、チャットで常に繋がる状態を作ってくださったので、仕事でわからないことがあっても気軽に質問することができました。
だから入社後は不思議と不安はありませんでした。
資料を翻訳することで製品への理解が高まった
入社後、私は間接貿易と直接貿易のお客様を担当しました。今は上海貝印を担当しています。最近の仕事は来年の新製品資料を中国語に翻訳して上海貝印のみなさんに説明することですが、普段は他にも現地で行う販促イベントの内容や使う製品を考えたり、製品の調達をしたりしています。
コロナ禍であることもあり、まだ上海貝印の方々とは直接お会いできず、リモートでやりとりしています。
私は日本語、中国語がビジネスでも困らないくらいに話すことができます。英語はある程度話せますが、ビジネスで使う英語はあまり分かりませんでした。
そこで、弊社のブランドである“旬”の包丁の英語資料を日本語に翻訳することに挑戦しました。
これは英語力を高めるだけでなく、旬の包丁を詳しく知る上でも大変勉強になりました。
約1万アイテムある貝印の製品をすべて理解することは社員でもなかなかできるものではありません。
資料を翻訳すると、自分の頭の中に知識としてインプットされていくのがわかります。これは製品を理解する上でとてもいい方法だと実感しています。
入社半年で任された大仕事も同僚や上司の支えでクリア
2020年11月、中国のフォロワー数が多いインフルエンサーが来社して、貝印のいろいろな製品を紹介するという撮影がありました。私もその撮影にアテンドしました。
中国語が話せることがアテンド役を務める理由でしたが、私はまだ入社半年。製品に詳しいわけではないので、大役を務めることができるかとても不安でした。
その時、先輩、次長、部長が総出で資料をまとめるのを手伝ってくださり、「この製品はここがポイントだよ」と細かく教えてくれました。
私の不安を自分のことのように考えてくれ、不安解消のために一緒に動いてくださったことで、私は安心して本番に挑むことができました。
この撮影では、貝印の歴史についても私がお話することになりました。貝印には110年以上の歴史があるので、入社半年の私では何をお伝えしたらまったくわかりませんでした。
すると、次長が歴史や製品の話をA4用紙1枚にまとめてくださいました。
それはポイントが数字で表されていて、とてもわかりやすい資料でした。この資料のおかげで、私は貝印の歴史なども撮影できちんと話すことができました。
私は上司や先輩に感謝するとともに、社員同士が支え合うことで大きな力が出ることを体験できたと感じています。
貝印の製品をどんどん使って良さに気付いていきたい
子どもの頃から貝印のツメキリを使っていて感じたのは、「製品の良さを知るには使ってみるのが一番!」ということです。
私は貝印の包丁を何本か買って、休日はその包丁を使い比べながら料理を楽しんでいます。
包丁以外にもたくさんのキッチン用品があるのでとても楽しいですよ。私の最近のお気に入りは『たまご1個で玉子焼き』という小さなエッグパンです。
製品名にある通り玉子ひとつで美味しい玉子焼きが作れるので、朝ごはんを作るのにとても便利です。しかも小さいから収納が楽なのもお気に入りポイントです。こういうことは実際に使ってみないとわからないですね。
高校時代、私は生物部でハムスターの飼育をしていました。とてもかわいい子で、私はたくさんの友だちにそのハムスターを見せていました。
私が友だちにハムスターのいいところをたくさん話すので、生物部の先輩は「なんだかそのハムスターを売ろうとしているみたい」と笑っていました。
私は自分が気に入ったものは、どんどん人に紹介したくなる性格なのかもしれません。
貝印にはやさしい社員がたくさんいます
就職は人生の中でも非常に大きなイベントの一つ。だからこそ学生の方々には慎重に興味ある会社の情報を集めてほしいなと思います。
私から貝印のことをお伝えするとしたら、「貝印は優しい社員がたくさんいる会社です」ということになります。
私は入社してから、何度も先輩や上司に助けられてきました。これからは貝印に新しく入社される方が安心して働けるよう、精一杯サポートしていけたらと考えています。
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