【社員インタビュー】あなたはどうして貝印に?技術職②
スポーツにバイトに熱中した学生時代
小学校1年から現在まで、バスケットボールを続けています。
大学に入ってからは研究とバスケの両立がしたいと考え、バスケサークルに参加して充実した学生生活を送ることができました。
大学3年まで居酒屋のホールスタッフとしてアルバイトをしていたのは、バスケ仲間の勧めがあったからでした。
大学での専攻はセラミックスの焼結という分野の研究です。
もともと化学系は液体関係の研究というイメージが強かったのですが、私は目に見えて作るものに魅力を感じており、セラミックスを専攻しました。
学生時代には経験のなかった業務内容
現在、私は技術部生産技術という部署で、医療器分野の機械の設計に携わっています。医療機器を製造する機械の設計・製作が主な仕事です。
とはいえ、まだ業務の内容を一生懸命覚えている段階です。
学生時代を通しても、機械の設計や製作の経験はありません。
ですから、今は常に上司について、教えてもらいながら勉強しています。
とにかく覚えることがたくさんありますが、上司が懇切丁寧に教えてくれていますので、業務を進める上で不安を覚えたことはありません。
「ものづくり」の喜びを感じることができる
今は業務に追いついていくことが精一杯で、大変なことが多いです。
けれど、やっていて「楽しいな」と感じることも増えてきました。
「楽しい」と感じるのは、やはり何かを作っている時です。
例えば、自分に任された機械の一部品の図面を作成し、自分で製造機械を使って加工して仕上げるのですが、それが出来上がった瞬間はとても「楽しい」と感じます。
自分で作れる部品はまだまだ小さいものです。
大きな製造機械のなかのほんの一部品に過ぎないのですが、こうした「ものづくり」をしている時が、今は楽しいです。
分からないことはとにかく上司に聞く
日々の業務は分からないことだらけです。
分からないことに直面したら、まず自分で調べてみる。
調べると、また分からないことが出てくる。
その繰り返しです。
どうしても分からない時には上司に聞きます。
そんな時、忙しいなかでも上司は時間を作ってくれます。
機械を前にしながら教えてもらうこともありますし、時には別室に招かれて、紙に書いてもらったりしながら指導していただいています。
自分で調べるよりも、上司に直接教えてもらうと身につくのも早いですし、理解度がまったく違います。
分からないことの方が多いという今の職場環境で、私は上司にとても恵まれていると感じています。
そんな上司の貴重な時間をなるべく邪魔しないように、自分で調べるクセをつけていますが、分からないことを確実に理解できるような努力は今後も続けていこうと思っています。
自分の考案したオリジナルの製造機械を作ってみたい
ある時、私を指導してくれている上司に、こんなことを言われたことがあります。
「5年後にどうしたいかという目標を早めに作りなさい」
そうして立てた目標に対し、今の自分は何が足りないのか。
足りないものを補うためには、いつまでに何をすべきなのか。
5年後に向かってクリアしなければならない項目をあげて、計画を立てなさい、ということでした。
今、日々の業務に取り組みながら、自分は5年後にどうありたいかをずっと考えています。
今のところ5年後の目標にしたいと思っているのは、自分で考案して作ったオリジナルの設備が工場に設置されて、そこで働く人に、「これは井上くんが作った機械だね」と認識してもらえることです。
料理本を片手に自炊の毎日
休みの日は、趣味のロードバイクで4~5人の会社の同僚や先輩方と走っています。
ロードバイクは大学時代に初めて出会って、その面白さに惹かれました。
バスケットボールは月1回程度のペースで会社近くの体育館を借りて行っています。
普段関わりない部署の方と趣味を通して交流できるため、積極的に参加しています。社内にはスポーツ好きの方が多いので参加人数も多くて楽しいです。
仕事から帰ると、料理をしています。
自炊は社員寮で一人暮らしをするようになってから始めました。
外食だと、なかなか野菜を食べられないので、職場の近くにあるスーパーで食材を買い込み、料理本を片手に自炊をしています。
今やっていることより将来やりたいことを優先して会社選びをすべき
大学で学んできたことが業務に直結する例は、とても少ないと思います。
私が現在やっている仕事も、学生時代にはまったく経験のないものばかりです。
それでも、任される仕事が少しずつ増えてきました。
大切なことは、自分が今やっていることよりも、社会に出て何をやりたいか、ということだと思います。
ものづくりがしたかった私は、将来的に貝印の製品開発に携わりたくて応募しました。
「やったことがないから自分には無理なのではないか」
そのような不安は、少なくとも貝印には一切無用だと言えます。
ものづくりが好きな人であれば、貝印には活躍できる場所がたくさんあります。
もし貝印という会社や製品に少しでも魅力を感じることがあるのなら、ぜひ説明会に参加するなどして、貝印のことをもっと知ってほしいと思います。